某社の社長からフィリピンに開発系の現地法人(オフショア開発拠点)をつくったので、見学させてくれると言われた。
来月時間できそうな日程に是非行ってみたいと思っている。
すでに、現地で50人ぐらい雇用したとのこと。
いきなりすごい人数だ。人件費が急激に上がるので、無茶するなと思ったが、フィリピンの平均給与は1ヶ月20日働いて、5,800ペソ(=約1万円)。50人分でも日本円で50万円。わずか日本人2人分くらいの給与だった。(2008年のデータ)
格安だ。
しかも、フィリピンは英語圏。ネット系の開発エンジニアの場合には先端的な情報がすべて英語なので、翻訳する必要もなく、ストレートに入ってくるので、技術のキャッチアップも早いし進んでいるとのこと。
文化の違いなどの障壁はあるが、たった日本人2人分の仕事を50人でやってくれればいいので、効果は明らかだ。
彼の「なぜ、いつまでも馬鹿高い日本人使っている?」という言葉が脳裏にこだましている。
大企業ではなく、中小企業も海外に出て行くのが普通な時代。
既に、フィリピン人25人以上の価値を持っていない日本人は不要というわけだ。
厳しい競争だ。
にもかかわらず、給与水準が低い新興国の人との競争になっている事を自覚している日本人は少ないように感じる。
日本人は、まだまだ、どこか暢気で他人事だ。
うちでも、社内向けの資格取得の奨励金を出したり、勉強会や無料セミナーを用意したが参加者は少ない。勉強する気が無いようだ。
経営者の頭の中は、とっくに国際化しているということを自覚し、自分の価値を高めるために努力しないと、ヤバイのは確実だ。
会社のためというよりも、むしろ、自分自身の人生のために。
