先週、KDDIの念頭方針発表を聞きました。
会長の小野寺さんと社長の田中さんが話しをされ、小野寺さんの話は”日本の人口”の話でした。
偶然にも僕も新年初日に人口の話しに触れていたので少し補足して書きます。
人口問題が関心が高いわけは、
日本の人口=日本国内で買ってくれる人の数
だからです。
つまり、乱暴に言えば日本国内(内需)のマーケットサイズを決める重要なKPIです。
日本の場合、同じモノを同じ価格で売っていくと、人口が減少しているので、買う人が減っていき、売上が減少していくという絵になるわけです。
ちなみに、主要国で人口が減っているのは日本とロシアだけです。
なんだかんだ、移民を受け入れたりしてどの国も人口は増えています。
さらに驚くべきことに、
実は日本は、数だけじゃなくて、少子高齢化という切り口で圧倒的な世界1位なんです。
60歳以上の人口の比率が世界1です。
おまけに、
15歳未満の人口の比率は最下位です。
つまり、190ヵ国以上が参加しているWHO加盟国中で、世界で一番老人だらけの国ということです。
こんな国は世界中どこにもありません。
日本は、類まれな世界一の老人国なんです。
奇妙なことに、こんな状況にもかかわらず、東京の人口は増え続けています。
老人はあまり東京に来ませんので、来るのは若者から中年ぐらいまでの働ける元気な人です。
結果、地方の人口は、若者を中心にものすごい勢いで減っているわけです。
つまり、都心の数少ない若者達が汗水たらして、過疎化してきた地方に住んでいる老人達と都心に住んでいる大勢の老人達を支えるという絵になっており、さらに今後この構造が加速する見通しです。
単純に考えて、支えるべき若者は増えずに、毎年支えなきゃならない老人が増えていくので、若者達は働く量を増やしていかないと、今の生活水準すら維持できなくなるわけです。
この問題は日本の構造的な問題なので、政治に期待しても変えられない問題です。
結論は、日本人は今後も益々、死ぬ気でがんばる必要があるという事です。(涙)
人口問題で唯一の良いニュースは、人口が多い団塊ジュニアの層が、今年からマンションなどの大型消費をはじめる可能性が高いという点でしょうか・・・。
