うちの管理職の心得に「平等ではなく公平にする。」というのがある。
この二つは似ているようで、まるで違う。
平等=社会主義、公平=民主主義だ。
スタッフ全員が同じレベルで全力を出して、同じレベルのスキルを持って、業務に邁進しているのなら、査定などとっぱらって“平等”に人件費の原資を山分けするという考え方もありだ。
「平等」は、音として聞こえがいいし、絵として理想的で美しい。
が
なかなかそのような理想的な人材だけを集めるのは難しい。
世界が注目している中国も政治は社会主義だが、経済は民主化の方向に舵をきってから急激な成長を始めている。
方法論としては、競争の原理を導入して、会社貢献度が高い人は給料を高くするといった凹凸をつけている。
「公平」は、とても厳しい。
究極の典型が、スポーツ界だ。
がんばって、命がけで取り組んでも、結果が出ないと評価はゼロだ。
努力というプロセスの評価などまったくない。
うちはプロセスも評価するので、スポーツ界ほど、シビアな評価はしていないが、基本的な考え方は同じだ。
「スキル×情熱×考え方」でプロセス評価を行い、「会社貢献度」でアウトプットの評価を“公平”に行っている。
“公平”は厳しい考え方だが、結果的には個人の能力が向上し、スタッフも会社もよい結果に帰着するはず。
